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「ひとりひとりの なをよんで」

♪ひとりひとりの なをよんで
あいしてくださる イエスさま
どんなに ちいさなわたしでも
おぼえてくださる イエスさま♪
  (こどもさんびかⅡより)

2015年に亡くなった母はその前年まで、秋には必ず遠く離れて暮らす娘に電話をくれました。その時の母の言葉は決まって、
「今夜は中秋の名月です。一年で最も月がきれいな日よ。ベランダに出て愛でなさい」と言うものでした。

私は、“明日の仕事の用意をしている時間なのに”とやや煙たく思いながら夜空を見上げると、その月の美しさ、煌々と光る眩しさにしばし見とれたものです。

母の葬儀の日に、他の姉妹たちにこのことを尋ねると「私にはそんな電話はなかったよ」とのこと。
それを知り、私の名前に「月」と言う部首が使われているからだと思いました。母はきっとあの月を見るたびに私のことを重ねて思ってくれたのでしょう。

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児童精神科医の佐々木正美さんの言葉に「親は自分のどの子にもえこひいきをしてやるのがよい」(子育て曆「ことばの森」より)とありますが、まさに母が私だけに向けてくれた愛情なのでした。また、他の姉妹にもなんらかの“えこひいき”をしてその愛を伝えてきたことも分かりました。

父も今年の春、神さまのもとに召されましたが、両親がいつも、私の名前を呼んでくれているような感覚がずっとあります。
二人が命名してくれたこの名前は私の誇りです。

月のように、静かにまわりの方々を愛情深く見守るような、そういう人になりたいと夜空を見上げて願いました。

ちなみに…お月さまの出てくる絵本は
『おやすみなさい コッコさん』
『おつきさま こんばんは』
『ハンナのあたらしいふく』
『おつきさま こっちむいて』
『おやすみなさい おつきさま』
など数々ありますが、なんといっても私のオススメは『つきのぼうや』(福音館書店)です。

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今年の中秋の名月は10月4日だそうです。