言葉はなくても 

こひつじグループのお友だちが今日もお母さんと登園します。

「おはようございます」「おはよう」

ご挨拶するのが好きな子どももいれば、心の中で挨拶してくれる子どももいます。だから声に出してご挨拶できなくたっていいんです。
1週間ぶりに元気に会えた、そのことをまず喜びたいなと思う朝です。

 

写真1 

お母さんと座ってチョウチョにシールを貼っていたHちゃん、そこにYちゃんも座ってシールを貼りました。
「チョウチョさんたち、どこまで飛んでいこうか?」

 写真2

ひらひら ぱたぱた お隣の部屋まで飛んでいきました。
お花の蜜をチュッチュッ、お水もごくごく。

「おいしいな おいしいな」
「お次は どこに 行きましょう?」

二人にはまだ会話はないけれど、相手のすることをまねっこしたり、お顔を見つめたりしながら、チョウチョさんが飛ぶのを一緒に楽しみました。この後、メダカさんの所まで飛んでいきましたよ。

 

 写真3写真4

次のこひつじグループの日、Yちゃんが「かわいいかくれんぼ」で遊んでいると、今度はHちゃんがやってきました。

「一緒に歌おう」「いーれーて」「あーそーぼ」「いいよ」

と心の声が聞こえてきそうな二人でした。

最初はお母さんのそばで安心して過ごしていた子どもたちが、少しずつお友だちや先生に関心を抱くようになっていきます。」

小さな子どもたちも小さな社会を求めたり、家庭だけではない人との広がりを求め始める、とても大切な時期です。