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red arrow 海外研修の感想  英語科・音楽科 
 
 イギリス研修を終えて
 長い旅の始まりは、漆黒の早朝の空。今思えば、この絶妙な時期の英国滞在は、まさに「長い夢」だったと思います。時差ボケ、美しい聖堂、世界遺産の見学など、非日常的な出来事がその夢心地を加速させたのだと思います。

 月の残る日の出直前の空から、オレンジの外灯で照らされたロンドンの街を見て「これが地球か。これがロンドンか。」と興奮したのを覚えています。空港を出ると冷たい風とお城のような建物。こんな街で暮らしている人達は、一体どんなことを考えて生きているのだろうと思いました。そしていよいよステイ先に到着。「Hello」と握手をしながらのホストマザーの第一印象は、社交的な女性。最初は少し緊張したけれど、マザーの心をつかんでおかないと、どんどん私の空間はなくなるぞ!と自分に言い聞かせ、笑顔で対応しました。家は伝統的なイギリス風な感じで、ガーデンもあり食事もおいしくミルクティーもたくさんおかわりしました。

 現地の学校での合同授業では静かで困ったけれど、現地の生徒さんが良い笑顔で対応してくれて有難いなと思いました。また、校舎を案内してもらっている時に私の大好きなバンドの曲を演奏しているのが聞こえ、「私は今イギリスでイギリスの曲を聴いている!」と思うと本当に感動しました。最後の日には皆が「Hello」と声を掛けてくれ、気が付くと日本人が自分一人で少し焦ったりしたのも楽しい思い出です。

 最後の交流の時、画仙紙に「一期一会」と書いたのですが、今は本当にそうだと思います。また、イギリスに行きたい。その日までにたくさんの準備をしておこうと思います。
VE 福本真未
 
 演奏旅行
 3月21日、早朝5時30分、音楽科研修旅行に出発した。飛行機を二回乗り継いで半日以上を空の上で過ごし、ウィーンに到着。

 研修二日目は午前中に観光し、大聖堂を見学した。その大きさと外観に圧倒され、改めてここは日本ではないのだと実感した。そして夜、いよいよ楽友協会大ホール黄金の間での演奏会である。リハーサルだけで力が尽きてしまいそうだった。しかし、クワイアーチャイムは自分でもとても楽しく演奏できたし、観客の皆さんも喜んでくれているようで嬉しくなった。合唱は風邪を引いていたためか声が出にくかったが、一生懸命歌った。三日目は公開レッスンがあった。音楽科生の石橋さんと演奏法を担当してくださっている山本先生が受けた。石橋さんの演奏とそれに対するマイヤー教授の指導を見て、私ももっとがんばらなければいけないと思ったし、なんだか悔しかったのが正直な気持ちである。山本先生はさすがだと思ったし、少しの音を聴いただけでヨーロッパで学んだことを判断できる教授にはもっと驚かされた。

 四日目はハンガリーの首都ブタペストへ向かった。なんとなく街の雰囲気がウィーンに比べると暗い感じがしたけれど、私はむしろブタペストの方が好きだと感じた。漁夫の砦から見た町並みの美しさ、幻想的な夜景……。いつかまた必ず訪れてみたいと強く思わされた。そして、ブタペストでの最後の日となる五日目。午前中はコダーイ合唱団との交流会があり小学生の授業を見学した。一年生の音楽の授業とは思えないような内容で、それが理解できるこの子達は凄いと思った。その後は自由行動となり、山本先生の案内で露店を見て、地下鉄でリスト記念館に行った。そこで橋本先生と一緒に選んでもらった楽譜を買った。橋本先生に聴いてもらえるよう頑張りたい。そして、リスト音楽院へ。学院の中にまで入り、ある意味凄いことをしたとも感じるし、大変貴重な体験でもあった。

 わずか五日間の滞在ではあったが、私にとっては何もかもが、かけがえのない宝物となった。周りの人の支えがあったからこそ、こんなに素晴らしい経験ができたと思う。私は幸せだと改めて感じ、この研修で学んだことをこれから良い方向に生かしていきたいと思っている。
VM 三浦夏実
 
オーストラリアの感想
 初めての海外。初めてのホームステイ。たくさんの初めてに囲まれ、心を躍らせてオーストラリアへ出発しました。ブリスベンでの楽しい観光の後、研修先の小学校に入ったとたん、みんなも自分も表情が変わったのがわかりました。ホストマザーとの対面では緊張し、帰りの車では一言も話すことができませんでした。家に着くと子供達が、すべての部屋と庭を案内してくれました。そこにあったのはユーカリの木。オーストラリアに来たことを実感した瞬間でした。私のための歓迎会では、チョコレートケーキを焼いてくれました。とても嬉しかったです。  
 
 翌日からの授業は、すべて英語なので戸惑いました。でも、間違うことを恥ずかしいと思わず、どんどん英語で話しました。単語を必死で言うと先生も必死で理解して下さいました。「伝えたい」というこの気持ちさえあれば、伝わると信じ、全力でがんばりました。授業以外ではフェラウェルパーティーでの出し物や、習字、折り紙を教え交流を深めました。ホストファミリーと過ごした土日はあっという間に過ぎてしまいました。街の観光、海辺での遊び、ナイトウォーク、ドライブ……まだまだたくさんのことをして下さいました。感謝しています。

 お別れの日、泣いてしまいそうでした。でも、最後は必死で笑顔を作りました。バスに乗り、出発するまでずっと手を振って下さいました。ホームステイ、現地での英語の授業では、そこでしか学べないことを多く学びました。企画して下さった方、両親、先生など行かせて下さったことを本当にありがたく思いました。
大河明咲子
 
 
梅光女学院高等学校・中学校
 


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