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中学 グリーンキャンプ  7/26〜28
 
 7月26日、今年も中学一年生は長崎に出かけました。学院のルーツを訪ねる旅、友達の輪を広げる旅、さまざまな新しい経験を求める旅と、2泊3日の行程は多くの目的を持った旅でした。暑さのため、着ているTシャツに白く塩の線が入るほどの上天気に恵まれ、元気に旅を続けることができました。
  私自身はこのグリーンキャンプは、三度目の経験でしたが、稲佐山の夜景や長崎港のクルージング、外海地区の見学などは初めてでした。そのため私も生徒達と一緒に興味深く楽しむことができました。
  今年、心に強く残っていることは、「人の生き方」を学ぶということです。
 学院の創始者であるスタウト夫妻の生き方、外海地区で人々のために、生活者として改革と宣教をし続けたドロ神父の生き方─ 信仰・信念を実践した人の生き方です。(現代人が考える人間的な価値から見れば、犠牲や寂しさがあったかもしれませんが、力強い生き方です)
 また、エリザベス婦人の墓地のそばには、あの「永井博士」のお墓がありました。多くの外国人の人たちの眠っている所でもありました。異国に夢や希望を求めた人たちの積極的な野心あふれた生き方、被爆という悲劇の中で自分らしく人間らしく生きることを求めた生き方。ドロ神父記念館でオルガンを演奏してくださったシスターの喜びや誇りに満ちた優しい素朴な生き方。長崎という土地で外国人と生涯を共にした日本の女達の生き方(グラバー庭園には、さまざまな写真や説明がありました)などなど。
 この旅で、触れ合った「人の生き方」が、生徒達の心にどんな軌跡を残していくことになるのか、時間と経験がそれをどのように育てていくことになるのか・・・・期待と願いが錯綜する思いが私の旅の感想です。
(担任  片山 宣子)
 
 グリーンキャンプを経験した生徒達の感想の一部です。
 

 スタンツをしました。私たちは七人でミジンコ劇場をしました。私はMさんの「どうしましょう?」のセリフが面白かったと思います。スタンツが始まる前はセリフを言って「しらけたらどォしよォ…。」と思っていたけれど皆が笑ってくれました。私は緊張したけど安心して楽しくスタンツが出来ました。終わった後、「『誰が考えたの?』と聞かれたよ。」と言う人がグループの中にいました。それを聞いて私は本当に嬉しかったです。スタンツの後のナイトハイクでは、ロープウェ−に乗って長崎の夜をたんのうしました。夜景がとても綺麗で感動しました。友達と穴場を見つけて話をしました。屋上へ行ったら星が凄かったです。

 

 二日目に梅光のルーツを訪ねるために行った、長崎港めぐり。
ここでは、アメリカから長崎へ来られたヘンリースタウト先生がご覧になった長崎港の風景をゆっくりと眺めることができました。先生が来られた時とは周りの建物もなにもかもが全然ちがうけれど、船の上でこのような風景を見ることで今までとは少しちがう長崎を感じることができたと思います。
  次に行った、梅光女学院の前身校の梅ヶ崎女学校。今は梅ヶ崎女学校はないけれど、実際に校舎があったといわれる場所に立ってみると、思っていたほど校舎は大きくなかったように感じました。でも、「私達の大・大・大先輩もこの場所に立っていたんだなあ」と思うとなんだかとっても心がドキドキしたし、うれしかったです。それは、会ったことも無いし、ましてや話したことも無い方達だけど、同じこの場所に昔の大先輩も来て、勉強にはげみ、学ぶ場所は違っても私達も大先輩の方々と同じように勉強しているということが、すばらしいことなのだと感じたからです。
  その次に行ったグラバー園。私達はグラバー園の一番奥の方にある旧スチール記念館というところの建物の中を見学しました。この建物は東山学院の校舎であり、梅ヶ崎女学校の校舎もこの東山学院の校舎とほぼ同じであったそうです。この校舎は、外側もふくめて内側も色やデザインがとても美しいなぁ、と私は思いました。私達の大先輩はこのような場所で勉強にはげんでいたのだと思うと、昔はどんな風に勉強していたんだろうなと想像し、頭がいっぱいになりました。

 
 エリザベスさんのお墓は、墓地の隅にあり、囲んだ墓地の中で、墓3つ分くらいの空白を空けて、どこか寂しげにありました。その3つの空白には、旦那さんとお子さんのお墓が入る予定だったのでしょうか。
 グリーンキャンプに行って色々なことを考えることが出来ました。ヘンリー・スタウトさんが、まだ侍がいる日本に来て、少年少女のために塾を作り、梅光の基となる梅ヶ崎女学校を作ったのはどういう気持ちがあったからなのだろうか、そこでどんな少年少女が育てようとしたのか─ 今まで考えたこともないようなことを長崎の地で深く考えることが出来ました。私もヘンリー・スタウトさんが育てようとした少女に近づけるように頑張りたいです。
  大勢で出掛けるのが苦手な私ですが、グリーンキャンプはとても楽しかったです。色々な所に行って色々な体験をすることが出来ました。この経験を普段の生活やグループで行動する時で生かせたら良いなあと思いました。
 
 稲佐山から見た夜景もしっかり頭に残っています。光がキラキラしていたのでとてもきれいでした。屋上に上って見た景色は、今までで初めて見るものでした。どういうものか言葉では言い表しにくい感じだけど、あの景色はもう一回見たいです。
 嬉しいこともありました。それは、スタンツの発表が終わってから部屋割りのグループの人達が、私の誕生会をしてくれたことです。全然思ってもみていなかったので、とてもびっくりしたし、とても嬉しかったです。皆が、クラッカーでお祝いしてくれて、プレゼントも貰いました。みんな、とても優しいな、と思いました。次は、私がみんなに何かしてあげたいと思っています。
 このグリーンキャンプで、梅光の歴史を勉強しました。また、周りの人からとても頼りにされていた先輩がいたことも知りました。そういうことを知って、これからの梅光がもっと希望と優しさに満ち溢れた学校に近づけるように努力しようと思いました。つまり、私も希望(夢)を持って、周りに優しい気配りが出来る人になろうということです。
 
 私は,グリーンキャンプに行って色々な事を学んだし、思い出もできました。まず初めに学んだことが協調性です。 「普通1日中一緒にすごさない仲間と、一緒に1日生活することは大変だけれど、その大変な思いをした分だけ仲間どうしで、気持ちを深く分かり合える様になる。」という事です。
  私は、用事があったので一泊しかできなかったけど、その短い間でも仲間どうしで気持ちを深く分かり合える事ができました。でも、みんなで、仲間どうしの気持ちを理解しあって心を一つにする事はとっても難しい事だと思いました。私は、今まであまりみんなで協力して何かに取り組む事がなかったのでけっこう大変な1日でした。でも、協力できたスタンツはとってもいい企画でした。
 2番目に学んだ事は、人の目を見てありがとうと言う事です。今までの私なら目を見ているつもりだったけど、グリーンキャンプで何か自分にとってありがたい事をしてくれた人には感謝の気持ちをちゃんと伝えないといけないと思ってちゃんと目を見てありがとうを言うようにしました。ありがとうという言葉だけでも相手にちゃんとした気持ちが伝わる様にしました。グリーンキャンプでは、みんなの気持ちを考えるという事を行動としてちゃんとする様に心がけました。そして、その目標がちゃんと達成できたのでうれしかったです。 
 
グリーンキャンプの様子を こちら からご覧いただけます。
 
梅光女学院高等学校・中学校
 


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