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「梅光で英語を学んできたからこそ」 |
| 一週間という短い期間で、私はたくさんの経験をしました。また、イギリスという異文化にふれて多くのことを学んだように感じます。 まず、学校の大きさに驚きました。日本の学校の二倍くらいはあり、こんなにのびのびとした環境で勉学に励むことができるのはうらやましいなと思いました。そして、現地の生徒と一緒の授業に参加して感じたのは、生徒一人一人がきちんと自分の意見を持っていて、それを周囲に伝える能力があるということです。それは、日頃の授業での生徒同士のディスカッションによって養われているように感じます。 今回、イギリスの一般家庭にホ−ムステイをする機会を与えられ、日本の家庭とイギリスの家庭の違いを知ることができたのは、とても意義深い経験でした。学校から帰り、その日一日の出来事をホストマザ−と話す時間が大好きでした。本当のおばあちゃんのように優しく接してくれました。話をしていると、リビングいっぱいにいい香りがして来ます。「今日のご飯は何?」と聞くと、いつも「きっとあなたの好きなものよ」と言ってニコニコしながら用意してくれました。ホストマザ−と話をする時はいつも紅茶にクッキ−を食べながらというのが定番だったので、日本に帰った今は、とてもさみしく感じます。 イギリスに行くにあたって、不安な要素はたくさんありました。学校ではアメリカ英語を学んでいるのに、自分の英語は通じるのだろうか、など心配はつきませんでした。しかし、イギリスに実際行ってみると、コミュニケ−ションにおいて困るということは一切なく、楽しい時を過ごすことが出来ました。これも中学・高校と梅光で英語を学んできたからだと思います。イギリスの旅は、もっと英語を勉強したいという意欲を刺激し、私にとって、とてもいい経験となりました。このイギリス研修で学んだことを今後に生かしていきたいと思います。 |
| 「イギリスから持って帰ってきたもの」 |
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2007年の春休みに、イギリスで過ごした一週間は、私にとって、大変実りのあるひと時となった。語学研修先が、アメリカからイギリスに変更になったのは、急なことではあったが、私にとってはうれしい変更だった。私は、以前からイギリス英語に興味を持っており、その音の響きに特に惹かれていた。日本の英語教育はアメリカ英語が主流だ。CDを買って聞いても、ニュースを聞いても、大抵流れてくるのは、アメリカ英語だと思う。私も梅光に入学した当初から、アメリカ人の先生にお世話になってきた。 私は、英語を学習し始めて5年になるが、イギリス英語を意識し始めたのは、つい最近のことだ。英会話スクールの講師の先生が、偶然にもイギリス人だったからである。始めは、違う言葉を喋っているのではないかと不安になるほど聞き取れず、皮肉を交えたジョークが心に突き刺さり、悲しい思いをしながらレッスンを受けに行っていた。しかし、毎週なるべく休まずレッスンに出ることで、だんだんと発音も聞き取れるようになり、今では、皮肉を交えたきつい言葉にも、相手をぎゃふんと言わせてやろうと、普通の顔つきで返答するまでになった。何事も、こつこつと一生懸命に努力すれば、必ず、いつかその成果が自分の中にほっと暖かな光となって実感できる瞬間がある。私は、イギリスで過ごしたこの一週間の中で、そんな光を自分の心に発見することができた。何よりも、それが一番うれしいことであった。 一週間という日数は決して長くはない。その限られた時間のなかで、私はとにかくポジティブに、積極的になるのだと自分に言い聞かせて過ごした。そう考えると、自然体というよりは、少し怖いぐらいに気が張っていたのかもしれない。しかし、いとも簡単にネガティブ思考に陥りやすい私の性格を動かしたのは、自分の意思だった。ネガティブに切り替えるか、ポジティブに切り替えるか。その選択をできるのも、自分の意思なのだと学んだ。両親も友人の励ましも聞くことができない一週間。それを乗り越えた後には、少したくましくなった自分がいた。 さすが紅茶を誇る国イギリス。ファーストフードの店内でさえも、おいしい紅茶が出てきた。じゃが芋は日本のご飯代わり。毎日のように食した。何もかも違う環境の中にぽんと入っていき、その違いを新しい発見として受け止める。違和感としてではなく、新しい見方を自分に与えてくれるきっかけとして受け容れれば、苦しくなることはなかった。 私は、偶然にも、二つのホストファミリーと出会うことができた。多くの、偶然の重なりの中で生まれる出来事が、とてもたくさんある。それが自分にとって何か意味ある出来事となると、その偶然性をとても不思議に感じる。運命なのではないかと感じる。私は、この旅行の中で、いくつもの素晴らしい出会いを体験した。一週間という短さの中で、心の交流を図るのは難しいかもしれないと考えていた。そんな心配を吹き飛ばしてくれるような温かい人々との出会いによって、私は緊張を解きほぐされ、励まされた。 ホストファミリーの方々は、異国からやってきた見ず知らずの学生を受け入れ、食事から身の回りのことまで世話をして下さる。そのボランティア精神というのか、懐の広さには大変感銘を受けた。 プログラムの中に、ロンドンとケンブリッジの市内観光が含まれていた。長距離を走るバスのことをコーチという。そんな風に、自分にとって新しい単語に出会うと必ずメモしておき、イギリスで学んだ単語ノートも完成した。イギリスで使う単語、アメリカで使う単語。英米比較も面白かった。気付いたことや感じたことは、いつか忘れてしまう。その時のことを、少しでも書いておくと、後で思い出す時の助けになると思い、多くを記録した。その為、連日睡眠不足であった。 一週間では、何かが変わるといっても、そんな大きな変化は訪れないだろうと考えていた。しかし、自分の考え方の中に生じた、歓迎すべき新たな気持ちや見識が芽生えたことは一つの変化だった。イギリスでの一週間を有意義なものに変えるのは、私の今後の行動にかかっている。私の今の生活は、イギリスに行く前、イギリスにいた間と、それを経た後も繋がっているのだ。乗り越えてきた数々の山を振り返ると、自分で変えようと思わずとも、少しずつ、良い方向へ行動できると信じている。 多くの感謝と感動をあたえてくれた、たくさんの物事や人々に感謝している。素晴らしい体験ができた2007年の春だった。 |
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